私自身、書などは出来ませんが以前から気になっていた
この丸・三角・四角の書について
この書を書いた人物
仙厓(1750-1837)
江戸時代、日本最古の禅寺である博多 聖福寺の代123世住職
禅画は「かい画無法」
全く定まった形のない自由奔放なもので
ヘタウマとも言える極限のデフォルメ
仙厓 一流の機知も含まれていると言えます
仙厓住職はこの図柄を見ているであろうか
万物の根源として三つの形を捉へ
それらが重なり合って連なっているようすは
宇宙の全体、又は森羅万象を意味しているのでしょうか
○ 円相
宇宙に存在する全てのもの宇宙そのもの(絶対的な真理)
△ 禅の坐相
足を組んで座禅するとき仏と一体となった姿
□ とらわれた心
社会の常識という四角の中に囲まれて生きている
色(形あるもの)は空に異ならず
形ある物の世界 三角と四角から成り立つ
四角は半分にすると三角になり
三角のままおり続けられる
禅画としては珍しくないそうだが
仙厓住職の心の余裕に感激してしまう
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