- ●ご親戚やご友人、お世話になった方々、会社関係など皆さまとお別れいただくお葬式です。
一般葬を選択したY様の場合
Y様はお父様の喪主を務められる事になりましたがまだお父様が亡くなられた実感も薄く喪主といっても何をしたらいいのか、見当もつきませんでした。
一願がお会いした時「お金は、弔問客は?お寺への連絡は?」とお葬式のセッティグへの心配が先にきてしまい故人を偲ぶ心のゆとりを なくしていらっしゃるようでした。
一願はY様と一対一になれるお部屋にお通しいただき今の想い 不安な気持ちをお聞かせいただきました。
そして無理をせず 一歩一歩お父様とのお別れの日をむかえる準備をしていけばいいのだと 気持ちを切り替えていただきました。
Y様とお母様そして一願で打合せを重ねるうち、物静かでとても優しく、列車と自然の中で過ごすのがお好きで、そして何よりご家族を愛していらっしゃったお父様のすがたが浮かんでこられ、お二人の目には何度も涙があふれましたがゆっくりと一歩一歩 想いを固めていきました。
当日、多くの方が葬儀に参列され改めてY様はお父様が素晴らしい方だったのだと実感しました。
「お別れコーナー」をつくりお父様が作られた電車のプラモデルや山登りの時の写真を飾りそこで故人をしのばれていた会社の方とY様は初めてお話されお父様がコッコッとまじめで誰よりも部下のことを気にかける人だったと教えていただきました。
家庭でのお父様の姿しか知らなかったY様ですが葬儀で新たなお父様の一面を知ったのです。