- ●「その方らしい」お葬式を、スクリーンで…音楽と映像で、詩の朗読と映像でプログラム
(無宗教、お別れ会、偲ぶ会)などにもお選びいただいています。
最後の送別会を選択されたA様の場合
A様とご主人は定年後、第二の人生を思いきり楽しもうと世界中を旅されました。おしゃれで明るい社交的なご主人と一歩引きながらそっと寄り添うA様はご近所でも有名なおしどり夫婦でした。
ご主人がご病気の末亡くなられた時、A様は一晩中泣きつづけた後こう思いました。
「お葬式には仲の良かったお友達が大勢来てくれるはずいつも周りを笑わせていたあの人のことだもの、暗くて涙だけの式よりも明るく楽しい会にしてくれと言うはず。」
一願はA様と打ち合わせをかさね、ご主人にふさわしい華やかな最後の送別会を企画することになりました。
会場の壁やスクリーンには学生時代から会社員時代、そしてA様とおとずれた世界各地で撮られたご主人の笑顔いっぱいの写真を所狭しと並べました。
スクリーンにはお友達やお仲間のお別れのメッセージ動画を流すことにしました。
オシャレだったご主人のために、ご遺体はバラの花で統一し、ご主人は生前一番のお気に入りだったオーダーメイドのスーツにイタリアンシルクのスカーフを巻いたコーディネイトで棺の中に眠られました。
その夜、A様はご主人の写真を見つめながら話かけていました。
「あなた、すてきな送別会だったわね…」