この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、働きたいけれども休み しゃべりたいけれども黙り
失望しそうな時に希望し 従順に平静に おのれの十字架をになう...
人のために働くよりも 謙虚に人の世話になり
弱って、もはや人のために役立たずとも 親切で柔和であること...
老いの重荷は神の賜物
古びたこころに これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために...
おのれをこの世につなぐくさりを 少しずつはずしていくのは
真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残して下さる。それは祈りだ...
手は何もできない けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに神の恵みを求めるために...
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声を聞くだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と...
人生の秋ーホイブェルス膸想選集
さまざまな宗教に遭ています
今回はホイブェル神父(1890-1977)がドイツ帰国後
南ドイツの友人から贈られた詩。
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