口を固く結び 直立不動で立つ裸足の少年。
背中の妹はすでに息絶えていた
地面に穴を掘っただけの火葬場で
少年が幼子の亡がらを荼毘に付す順番を歯を食いしばってまていた
写真「焼き場に立つ少年」より
少年が見つめている目の前の情景・想い・現実を創造すると とてもいたたまれない現実にやりきれない想いです
時代は昭和もすぎ すでに平成も26年目 なぜか平和と言う言葉の中で風化してしまう過去の出来事に
いま一度考えさせられます
ジヨー・オダネル (1922年5月7日~2007年8月9日)
米軍文化情報局に勤務 記録映像作家(フォトジャーナリスト)
1945年 米軍カメラマンとして原爆投下後の広島 長崎に入り
被爆した市内の様子を多数撮影 しかし写真は45年後に公開された
自身も残留放射能で被爆 後に健康被害に苦しんだ
以来{市民を犠牲にした原爆投下は誤りだった」と講演した
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