ひたすら続く一本道 出会いの始まり たき火をして野宿をしている所に、家出したヒッチハイカーの少女 少女は妊娠五ヶ月 家族にそのことを言えず家を出たという 老人は彼女に「家族は心配しているぞ」と言って 家族というのは寄り集まった小枝の束のように、折れる事は ないものだと話した 翌朝 少女の姿はなく 小枝の束が束ねて置いてあった 老人はフッと息をし空を見上げた そして また芝刈機に乗り走りはじめた
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